2010年4月21日

レアメタル自給率50%超、2030年目標 経産省が見直し案

 経済産業省は19日、総合資源エネルギー調査会・基本計画委員会(経産相の諮問機関、委員長=黒田昌裕・東北公益文科大学長)を開催し「資源エネルギー政策の見直しの基本方針案」をまとめた。

 この中で特定国への依存、供給障害リスクの高いレアメタルについて、レアアース、リチウム、タングステンなどを戦略レアメタルとして設定、2030年までにリサイクルを含め、自給率50%以上をめざすとしている。見直し案は5月にも閣議決定され、6月に政府がまとめる成長戦略に盛り込まれる。