2010年8月10日

銅スクラップ相場、輸出向け伸び悩む

 込み黄銅や雑電線など、輸出向け銅スクラップ相場が伸び悩んでいる。銅相場は先月下旬から上げ基調にあるが、円高などが足かせとなり最大の輸出相手国である中国のスクラップ扱い筋が慎重姿勢を強めている。中国筋には先安警戒感を示すところも出てきているようで、相場低迷はしばらく継続しそうだ。