銅建値71万円据え置き、鉛も据え置き、亜鉛は１万円下げ

　ＪＸ日鉱日石金属は1日、10月積み銅建値をトン71万円に据え置いたと発表した。9月平均より2万2500円高いスタート。海外相場は年初来高値を更新しているが、為替の円高進行に打ち消された格好だ。

　三菱マテリアルは1日、10月積み鉛建値をトン23万8000円で据え置いたと発表した。指標となるＬＭＥ鉛現物は、銅高などにつられ堅調推移したものの、為替の円高ドル安進行により相殺された。

　三井金属は1日、10月積み亜鉛建値をトン1万円引き下げ、22万5000円に改定したと発表した。指標となるＬＭＥ亜鉛現物が、在庫増加などから伸び悩んだため。為替の円高ドル安も影響した。