2010年10月21日

YKKAP、窓の部材提供を継続 表示ルール変更後も

 YKKAPの吉田忠裕社長は20日、新商品「APW300」の発表会で、性能表示制度改定に係る問題について「サッシメーカーが住宅用サッシを提供し、流通が窓として組み立て販売してきた長い歴史があるが、来年4月施行の改定断熱性能表示制度では、窓としての性能が問われ、製造元の明示が必要となれば、われわれメーカーが完成品の『窓』を提供せざるを得ない。

 しかし、一方的にそうするのではなく、流通の皆さんに選択肢を提供し、各社の意向を伺う作業を進めている」と述べ、従来のまま自社で組み立て・販売を希望する流通店には部材提供、サポートを行うとした。

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