2010年12月15日

銅原料相場 伸び悩む

 銅スクラップの市中相場が伸び悩んでいる。銅建値がリーマン・ショック以降で初めてトン80万円台に乗せ、売り手は利益確定売りを急ぐ。一方の買い手は、荷繰りが先月から改善しているため、高値を追いかけて手当てする必要がなくなった。年明け以降は需要が一段と弱まる見通しで、当面は高値が出にくい状況が続くことが予想される。

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