2010年12月28日

銅地金長契、アジア向け 数量減少

 国内銅製錬メーカーとアジア地域の需要家による2011年積み銅地金の長期契約交渉がほぼ決着した。焦点となった契約数量は国内製錬が減産したり内需対応を優先した結果、需要家の増量要請に応えられず今期積みより減少となった。銅価に上乗せするプレミアムはチリ国営銅公社(コデルコ)にほぼスライドする格好で、台湾、韓国向けがトン98ドル、中国向けは115ドル弱で決まった。

スポンサーリンク