2011年2月16日

銅買鉱交渉、製錬有利で大勢決着

 国内銅製錬会社と海外鉱山会社による、2011年積み銅買鉱交渉が大勢決着した。

 国内製錬最大手のパンパシフィック・カッパー(PPC)と米フリーポート・マクモラン・カッパー&ゴールド(FCX)が、このほど妥結した11―12年積みの買鉱条件は、前回の10―11年積み比で20%製錬会社の加工賃収入が増えることになった。豪BHPビリトンとは半年の変則契約で、50%加工賃を引き上げることで決着している。