2011年3月11日

アルミ新地金、4-6月期 ほぼ横ばい

 大詰めを迎えた2011年第2四半期(4―6月期)のアルミニウム新地金対日プレミアム交渉は、トン113―114ドル中心で決着する見通しだ。一部には112ドルの安値もあるもよう。今期(1―3月期)の112―113ドル中心から横ばいもしくは1ドル程度の上げにとどまりそうな情勢だ。

 今回の交渉で製錬メーカーは4―5ドルの値上げを、日本側は一段下げをそれぞれ目指したが、「ともに材料難で、最終的には今期とほぼ同値圏で決まりそう」(大手商社筋)。