2011年3月31日

マグネ国際価格が上昇 中国の精錬コスト増

 国際マグネシウム相場が上昇している。世界供給の80%以上を占める中国産オファー価格(C&F、JAPAN)はトン3170―3180ドル中心で、3月初旬から約100ドル切り上がった。マグネシウムの扱いが多い非鉄金属専門商社、タックトレーディング(東京都八王子市)の上島隆社長は「石炭の供給不足や燃料コスト増などを受けて、4月以降もジリ高推移する可能性が高い」と予測する。