2011年4月4日

住友鉱山、11年度電気銅12%減産

 住友金属鉱山は1日、2011年度の地金生産計画を発表した。電気銅は35万4000トンと、前年度の計画値に対して5万トン(12・3%)減産する。銅製錬拠点の東予工場(愛媛県)が9月13日―11月11日の60日間、原料鉱石を溶かす溶錬工程の操業を止める影響。操業開始から40年が経過しているため、自溶炉の煉瓦が老朽化。今回初めて炉底を含めた全煉瓦を更新する。ニッケルはフル操業を計画した。