2011年4月20日

中国向け雑品、台州・寧波港で足止め=放射線検査厳格

 中国の主要な雑品輸入港である台州・寧波で、滞船が発生しているもようだ。先月以降、日本から中国へ雑品輸出した際に、放射線許容量を超過する事例が複数発生したことから、検査方法が厳格化され、1日当たりの検査件数が大幅に減っているためとみられる。当面は日本から輸入するスクラップへの監視強化体制は解除されなさそうで、輸出低迷の長期化が懸念される。