2011年5月30日

軽圧各社、缶材フル生産 飲料用造りだめが急増

 軽圧メーカーが缶材をフル生産している。製缶メーカーやビール・飲料メーカーが、3月の東日本大震災で受けた被害から順次回復し、夏場の電力削減などに備えて造りだめを始めたため、需要が急増したとみられる。ただ節電が始まる7月以降も、現在と同様の生産が続くかは不透明だ。反動で需要が減少すれば、缶材生産にも影響が生じる可能性がある。