2011年6月24日

軽圧品、車部品向けが急回復

 3月の東日本大震災後に急減した自動車部品向けの軽圧品需要が、今月に入って急速に立ち上がっている。軽圧メーカーの当初予想を上回る速度で回復しており、一部メーカーの7月の自動車向け生産は、震災前に立てた計画を達成する見通しだ。

 自動車メーカーが生産正常化の時期を前倒ししたため、自動車のボディーパネルやフレーム、熱交換器などに使われるアルミ材の需要も高まったとみられる。