2011年7月22日

常州金源銅業、伸線能力 来年3万トン

 JX日鉱日石金属などが出資する中国の銅荒引き線製造会社、常州金源銅業(江蘇省常州市)は、2012年をめどに伸線能力を、現在の年1万8000トンから3万トンに高める。自社製の直径8ミリメートルの銅荒引き線を、1・13―3・50ミリメートル径に伸線するもので、主に中国国内の巻線メーカー向けに導体材料として供給する。

 昨年5月に銅荒引き線の新設備が立ち上がり年産30万トン体制が整ったのを受け、川下の能力も拡大する。