2011年8月3日

三井金属、亜鉛の原料対応強化

 三井金属は亜鉛製錬の原料対応力を強化する。製錬拠点の神岡鉱業(岐阜県)に造粒機を導入。焙焼炉内で亜鉛鉱石(精鉱)が飛散して操業度が低下するのを防止することで、難処理鉱石でも調達できる体制を整える。

 リサイクル原料を処理している三池製錬(福岡県)では、既存設備の改善などを通じて製錬原料となる粗酸化亜鉛の生産を増やす。難処理鉱石やリサイクル原料を拡充し亜鉛製錬の競争力を強化する。

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