2011年8月17日

黄銅棒、水洗向け需要下振れ

 黄銅棒需要が下振れしている。被災地の復旧関連需要などが予想されていたほど伸びておらず、水洗金具やガス機器関連を中心に需要家の買い気が鈍化したもよう。

 止まっていた自動車向けでは一部動きが出始めたようだが、「まだまだ本格化とはいえない」(大手黄銅棒メーカー幹部)との指摘もある。各社は9月以降の需要回復に期待を寄せるが、見通しは不透明だ。

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