2011年8月24日

住友金属鉱山、災害対策練り直し

 住友金属鉱山は製造拠点の災害対策を見直す。銅やニッケルなどの製錬所や電子材料関連の主要拠点は西日本に集中しているため、3月11日の東日本大震災による直接的な被害は非鉄製錬メーカーの中で最も小さかった。しかし、西日本で同じ規模の地震や津波が発生した場合の被害状況などを想定した上で、これまでの災害対策を練り直す必要があると判断。9月末までに見直しを行い、緊急性を要する対策から順次実施していく方針だ。