2011年11月17日

古河電工、電池用銅箔 月800トンに倍増

 古河電気工業は、電池用電解銅箔の生産量が本年度末までに前期比2倍の月間800トン程度まで増える見通しだ。パソコンなど民生分野向けの需要は昨年からほぼ横ばいだが、車載向けが大きく増加。国内の銅箔製造拠点である今市工場の生産品種構成は、重量ベースで電池用が7割まで拡大しており、プリント回路基板用の汎用箔を逆転した。