2011年11月30日

PPC、12年銅長契交渉が本格化 国内数量維持

 国内銅製錬最大手のパンパシフィック・カッパー(PPC)は、12月から本格的に国内需要家との2012年積み銅地金の長期契約交渉に入る。

 銅価に上乗せするプレミアム(割増金)は、チリ国営銅公社(コデルコ)の対日プレミアムに準じて、トン5ドル相当が引き下げられる見通し。焦点の契約数量は11年積みと同じ規模を想定しているが、国内需要の先行きが見通せないことから、期待通りの数量を維持できるかどうか不透明だ。