2011年12月5日

関西地区・黄銅棒、小ロット化進む

 関西地区において黄銅棒の市中取引の小ロット化が進んでいる。銅建値がトン60万円台で値ごろ感はあるものの、仮需はほとんど出ず、ユーザーは当用買いを徹底している。メーカーの納期短縮と問屋の欠品解消で、先行手当ての必要がなくなっていることも背景にあるが、一方で売り手の問屋は扱い数量が減ってジリ貧をたどり、荷詰まり感を強めている。

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