2011年12月19日

黄銅棒メーカー、削り粉買値 引き下げへ

 黄銅棒メーカー各社は、来年1月から主原料である黄銅削り粉の購入価格条件を、トン当たり2000―3000円引き下げる見通しだ。黄銅棒需要は9月以降急速に低迷。さらなる悪化も懸念しており、メーカー各社は原料問屋に数量削減と購入条件の引き下げを要請している。市中では黄銅削り粉の荷余りが顕著になっており、原料問屋は条件の引き下げを受け入れる見込みだ。