2012年1月20日

銅箔メーカー、電池・スマホ向け強化

 日本の銅箔メーカーは、リチウムイオン電池やスマートフォンなど、成長分野での事業戦略を加速している。JX日鉱日石金属は昨年末、リチウムイオン電池用電解銅箔が車載用で初めて採用された。三井金属も出遅れていた電池用で製品サンプル出荷を開始。デジタル機器向けの極薄箔でも開発競争が展開されており、各社は海外、国内の競合と差別化を図るため、技術開発と販売強化に取り組む。