2012年2月1日

三菱マテ、インドネシア製造開始 超硬エンドミル3割増

 三菱マテリアルはインドネシアで超硬工具の生産を新たに始めた。特殊合金の溶接組み立てを行う既存の100%子会社、MMCメタルファブリケーション(本社=西ジャワ州ブガシ県)内に、超硬エンドミルの生産ラインを新設し、昨年10月初出荷した。6月をめどにフル体制を整え、三菱マテリアルグループ全体の超硬エンドミル生産本数を30%増とする。

 当初は世界各地の在庫センター向けに製品を出荷するが、二輪車、四輪車の市場拡大が期待されるインドネシアで、将来は「地産地消」の需要を見込む。