2012年2月23日

伸銅品需要、設備向け 一段と低迷

 銅板、銅帯(ブスバー)、銅棒など、電気設備関連の伸銅品需要が年明けから一段と減少している。景況悪化による民間設備投資の減速や、円高を背景としたプラント輸出不振から、配電盤や重電向けが減少。肉厚、太径のものほど引き合いが弱く、銅の厚板については取扱量が前年同時期の半分近くに落ちている伸銅品問屋もある。今年は震災復興に伴う設備需要が予測されるが、足元はまだ動きがない。

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