2012年4月19日

黄銅棒ユーザー、韓国材の輸入検討進む

 黄銅棒の一部ユーザーにおいて、韓国材の新規輸入の検討が進んでいる。国内ではメーカー再編によって売り腰が引き締まり、加工賃(ロールマージン)を削って販売競争を繰り広げることがなくなった。その半面、最終ユーザーからのコストダウン圧力は強まっており、最近はその切迫度が高まっている。加工ユーザーは商社や問屋を通じて、仕入れルートを模索している。