2012年6月11日

レミクレイスアルミ、淡水化・熱交向け拡販

 欧州のアルミ溶接管メーカー、レミクレイスアルミは海水淡水化プラントや熱交換器、医療機器分野での拡販を目指す。新興国では急速な経済成長に伴う水不足を解消するため、海水淡水化プラントの需要が増えている。

 レミクレイスは自社工場で原料を調合し、海水に触れても腐食しにくいアルミ合金がつくれることを強みに、海水淡水化プラント市場の開拓に力を入れたい考えだ。同様に需要の伸びが期待できる熱交換器分野での販売も強化していく。今後半年間かけて日本市場の調査も行う予定。