2012年8月28日

大木伸銅、今期生産3万トン割れへ

 大手黄銅棒メーカーの大木伸銅工業(本社=東京都板橋区、大木宗治社長)は、2012年度上期(1―6月)の平均生産量が当初計画を1割強下回る月間2350トンだった。下期は若干の増加を見込んでいるものの、年間生産量は3期ぶりに3万トンを下回る見通し。ただし利益面は予算を上回っており、通期の単独営業利益は当初目標の6億円を達成できる見込みだ。