2012年9月14日

バラ積み船残さ排出、規制強化 精鉱も対象の可能性

 銅精鉱や鉄鉱石などを海上輸送する固体バラ積み貨物船について、貨物倉に残る「残さ」の扱いに関わる規制が、来年1月から強化される。国際条約の改正により、残さが有害物質に該当する場合、貨物倉を洗浄する際にたまった水を海洋投棄することができなくなる。精鉱残さが規制対象になると、製錬メーカーなどは、荷揚げ時に洗浄水も受け入れる必要が出てくる可能性があるため、その動向が注目される。

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