2012年10月31日

伸銅品流通、商状悪化続く 関西、荷動き平均2割減

 関西地区の伸銅品流通・加工筋において、年度下半期に入って商状が一段と悪化している。流通問屋の販売数量は、平均すると前年同月比2割減というありさま。銅価変動にも荷動きは全く反応がなく、「年内の回復はもう期待できない」(問屋)と早くも終戦宣言が挙がっている。