2012年11月28日

アルミ新地金、対日割増金 下げ決着へ

 アルミ製錬メーカーと、日本の需要家による2013年1―3月アルミ新地金対日プレミアム交渉がスタートした。

 製錬メーカーは10―12月比トン6―15ドル安の240―249ドルを提示。日本国内の需要減退を背景に、12年1―3月以来4期ぶりの値下げで決着する公算が大きくなっている。ただ世界的に継続するアルミ地金の金融取引(ファイナンスディール)や欧米諸国のプレミアム高騰などが影響し、下げ幅は限定的となる見通し。