2012年12月19日

VVFケーブル、末初荷で市況下げ感

 建設用電線の代表品種、VVFケーブル(ビニル絶縁ビニルシース平形ケーブル)の市中価格が下げ気配を強めている。

 産業新聞調べの電設資材卸売店(電材店)渡し価格は、代表サイズの1・6ミリメートル径×2心でメートル当たり34―35円中心。週内にも末荷・初荷向けの納品が始まり、市況全体を1円程度押し下げそうだ。一部の電線メーカーは、足元の価格水準がすでに銅価見合いでないと、頭を痛める。

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