2013年1月16日

ボンド磁石生産、8%減 レアアース系は増加

日本ボンド磁性材料協会がこのほど発表した2012年の国内ボンド磁石生産推定は、前年比8%減の9300トンになったもよう。希土類(レアアース)系は異方性磁石の成長により増加傾向にあるが、フェライト系リジッドボンド磁石がマグロールの不振で減少傾向と分析した。日系メーカーの海外生産も3―10%の減少と推定した。欧州債務危機やタイ洪水、中国の反日騒動などが影響したもようだ。