2013年1月23日

三井物産、銅権益5年後に3倍

三井物産の金属資源本部は、銅を主体に非鉄金属の権益を大幅に増やす。チリの大型銅鉱山を保有するアングロスールの権益取得などをテコに、銅権益は5年後に現状の約3倍の18万トンに増やす。チリ銅公社のコデルコとの提携などを通じて、新規の銅権益投資も狙う。ニッケルはフィリピン、ニューカレドニアでの新規計画を軌道に乗せる。本部の収益は鉄鉱石に大きく依存してきたが、銅を主体に非鉄の権益ベースの収益基盤を拡大し、本部の収益バランスを改善する。

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