2013年1月28日

アルミ圧延品、12年も生産200万トン割れ

日本アルミニウム協会が25日発表した2012暦年のアルミ圧延品生産量(板・押出合計)は、前年同期比0・5%減の197万9063トンで、2年続けて前年実績を下回った。 上期は自動車向け需要が増加し、押出を中心に回復が進んだが、エコカー減税が終了した秋口以降は勢いが鈍化。缶材もビール系飲料の出荷落ち込みなどが響き、振るわなかった。建設向けは新築住宅の回復を受けて底堅く推移したが、圧延品全体を押し上げるまでには至らなかった。

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