2013年2月26日

銅板、需要底入れの兆し メガソーラー・基地局増

 電気設備や重電関係に使われる銅板に、需要底入れの兆しが見え始めた。大手伸銅メーカーでは、メガソーラー向けなどの受注が増加。市中の荷動きはいまのところ目立った変化がないが、「見積もりは増えてきている」(都内の伸銅品問屋)といい、先行きへの期待感は増している。ただ、プラント輸出や工場新設といった大型案件が本格化するのはまだ先との見方も強く、急速な立ち上がりは見込みづらい。