2013年5月16日

三菱伸銅、販売1割増14万3000トン

 伸銅品最大手の三菱伸銅(本社=東京都品川区、堀和雅社長)は、2014年3月期の販売量を前期比約10%増の14万3000トンと想定している。銅条は電子材関連の厳しい需要環境が基本的に継続するとみているが、車載用コネクター向けが増える見込み。鉛フリー黄銅棒「エコブラス」も増加を期待する。生産プロセス改善などコスト削減策も進め、経常利益は6割増の43億円を目指す。