2013年5月17日

住友金属鉱山、2年で100億円コスト減

 住友金属鉱山の家守伸正社長は16日の経営説明会で、向こう2年間をめどにコストを100億円低減する方針を打ち出した。海外資源・製錬拠点の操業費用高騰などで、2013年3月期までの3年間に、全社コストが230億―240億円膨らんだ。「全部とまではいかなくとも、4割程度の100億円を13―14年度で解決したい」(家守社長)とし、比コーラルベイでの硫酸処理費用圧縮などを具体策に掲げた。