2013年5月28日

住軽伸銅、海外の現地調達見直し

大手銅管メーカーの住軽伸銅(本社=愛知県豊川市、池田洋社長)は、海外の内面溝付け加工拠点における原管の現地調達化方針を見直す。歴史的円高や国内需給のタイト化を背景に、本社から供給する原管を減らし、大半を現地調達に切り替える方針を掲げてきた。しかし、急速な円安進行により輸出採算が改善。国内能力増強で余力が生まれたことも有り、日本から一定の供給量を維持するバランス路線に舵を切る。