2013年6月14日

電線5社 今期設備投資、2500億円水準維持

国内電線メーカー上場大手5社の今期(2014年3月期)設備投資は、合計で対前期比1・2%減の2447億円に達する計画だ。前期実績には届かなかったものの、ほぼ2500億円水準を保つ見通し。今期は各社そろって営業増益を見込む中、住友電気工業が投資を積極化させてけん引。そのほか昭和電線ホールディングス以外の3社は、前期比実質マイナスとなるものの、全体では小幅減にとどまり、成長する海外での需要取り込みなど体制強化を図っていく。