2013年6月25日

アルミ新地金対日割増金、250ドル中心で大勢決着 7-9月

海外アルミ製錬メーカーと日本の需要家との間で行われていた、7―9月期アルミ新地金対日プレミアム(割増金)交渉は、トン249―251ドル中心でおおむね決着した。一部で249ドルがあったものの、250ドルで決まったところが大勢。これは、過去最高値を付けた昨年10―12月期(253―255ドル)に次ぐ高値水準となる。生産者側は当初、今後も円安基調が続くとの見方から、過去最高値水準の252―254ドルを提示。ただ、国内需要の伸びが限定的である状況を踏まえ、国内需要家側が主張した248―249ドルに歩み寄った。