2013年7月5日

渡辺商事、本社の新倉庫完成

アルミ加工問屋の渡辺商事(本社=京都市伏見区、渡邉暁社長)はこのほど、本社の隣接地に建設していた新倉庫が完成した。既存倉庫の在庫を移動し、9月に空いたスペースに加工設備などを新設、供給能力を30%引き上げる。総投資額は1億5000万円。 新倉庫は本社南西側に完成し、加工エリアへの材料搬入を円滑にするため、以前拡張した本社南側の建屋と連結する。敷地面積は990平方メートルで、建屋面積は660平方メートル。在庫能力は、既存倉庫と合わせて1000トン弱。厚板用だけでなく、丸棒などの品質管理も徹底するため専用の棚を配備する。 同社では、航空宇宙分野への参入を計画しており、新倉庫の完成を機に、これまで扱いの薄かった品種のラインアップを拡充した。

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