2013年7月17日

三菱マテテクノ、地中熱利用システム 鉄道トンネルに採用

三菱マテリアルは17日、子会社・三菱マテリアルテクノの開発した地中熱利用システム技術が、日本で初めて鉄道トンネル事業に採用されたと発表した。コイル型水平熱交換器をトンネル下床版に敷設する方式で、小田急電鉄の複々線化事業(上下線を各2本ずつ計4本の線路にする事業)に採用された。空気熱源ヒートポンプに比べて、CO2排出量とランニングコストを年間約30%削減できる見込み。