2013年8月16日

銅スクラップ 1―6月輸出、円安映し増

財務省がまとめた輸出通関実績によると、2013年上半期(1―6月)の銅スクラップ輸出は、前年同期比5%増の16万4613トンだった。上期としては3年連続で増加。最大の輸出相手国である中国の需要が、年初から進んだ為替の円安ドル高を追い風として堅調に推移した。輸出単価は26%高いキロ310円と過去最高を記録。銅価の上昇と円安に加え、輸出されるスクラップの品位が上がったことも影響した。