2013年8月19日

三菱商事、銅中核に収益構造強化

三菱商事の金属資源第二本部は、旧非鉄金属本部の管掌だった銅、アルミ、白金族(PGM)に、旧鉄鋼原料本部のステンレス原料を加えた新たな商品ラインアップで、収益構成と投資配分の戦略性を一層高める。過去3年間で複数の大型投資に踏み切った銅を中核に据えつつ、ニッケルとPGMを新たな収益の柱に育てていく。アルミ、クロムでは既存事業のコスト削減を徹底し収益力を強化。上流領域のボーキサイト、アルミナへの参入機会も探る。