2013年8月21日

銅電線出荷、3・8%増 建設2桁伸び

日本電線工業会は20日、国内電線メーカー約130社の7月銅電線出荷量をまとめ、速報値で前年同月比3・8%増の6万1800トン(銅量)と発表した。内需および輸出ともプラス転化したことで、2カ月ぶりに増加に転じた。このうち総量の4割以上を占める建設・電販部門は、依然として堅調に推移。電気機械は、小幅ながら1年ぶりに前年実績を上回った。ただし、主力の一つである自動車は振るわず、電力や通信も前年割れとなっている。一方、光製品の6月出荷実績は、同17・4%減の324万6356キロメートルコア(光ファイバー長さ)で、7カ月連続の対前年比マイナスとなった。