2013年9月17日

三協立山、アルミ形材の加工能力増

三協立山(本社=富山県高岡市、山下清胤社長)はサッシ以外のアルミ押出形材について、本年度内をめどに加工能力を増強する。最大1000分の1ミリレベルの精度が求められる産業機械分野で新規顧客の開拓を目指す。主力の建材事業ではフィリピンの新工場で製造した樹脂サッシを日本に輸入して競争力を強化する。流通との連携を強めるなどしてリフォーム需要の補足も目指す。2010年5月期以降、営業利益が4期連続で増益となるなど業績が改善。財務状況の回復も進んだため、今後は攻めの経営に軸足を移し、一層の成長を目指す。