2013年10月8日

ITO、液晶向け 中国市場拡大 日系2社が販売強化

ITO(インジウム錫酸化物)スパッタリングターゲット材大手のJX日鉱日石金属と三井金属は、中国市場向けの販売を強化する。従来の主戦場である韓国、台湾、日本で、液晶テレビ向けITOの販売が縮小・頭打ち傾向の一方、中国では液晶タッチパネルや大型液晶パネルの生産が活況で、現地需要が増えている。中期的には中国が世界最大のITO消費地になると見込まれ、大手2社も販売戦略の軸足を成長市場へと移す。

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