2013年10月9日

鉛、5年ぶり供給不足 国際研究会予測

非鉄ベースメタルの国際研究会がこのほどまとめた2014年世界需給予測によると、鉛が5年ぶりの供給不足に転じる見込みの一方、銅は余剰幅が拡大する。鉛は世界消費の40%以上を占める中国で需要が拡大。銅は、既存製錬所の生産回復や中国の製錬所新設・拡張で、生産の伸びが消費の伸びを上回る。亜鉛とニッケルは余剰バランスが続くものの、余剰幅は13年から若干縮小する。