2013年11月15日

住友鉱山、比タガニート生産下振れ

住友金属鉱山の中里佳明社長は14日の経営説明会で、比タガニートニッケルプロジェクトの2013年12月期生産量が、当初計画の1万1000トン(ニッケル分)から6900トンに下振れるとの見通しを示した。鉱石性状に最適な条件を整えるため、試験操業がやや長引いている。年内に年3万トンのフル生産体制への移行を目指す。タガニートから原料供給を受けるニッケル工場(愛媛県新居浜市)は、電気ニッケルの14年3月期生産計画5万3200トン(ニッケル分)を据え置く。

スポンサーリンク