2013年11月20日

海洋エネ鉱物開発計画、改定素案を提示

国の海底資源開発の技術的課題や目標を定めた「海洋エネルギー・鉱物資源開発計画」の見直しを議論する有識者会合(総合資源エネルギー調査会資源・燃料分科会)は19日、2回目の会合を経済産業省で開いた=写真。海域でのパイロット試験などを通じて2017年度までに海底熱水鉱床の採鉱・揚鉱に関する技術を確立することや、南鳥島周辺の海底の泥に含まれるレアアース(希土類)の資源としての可能性を17年度に総合的に評価することなどを記した改定案の素案を示した。今後、パブリックコメントの募集などを経て、来月行われる第3回会合であらためて内容を確認する予定。